さて、今回は「子どもと大人の生活環境の違い」です。
子ども、特に新生児や幼児と大人は体格もちがえば呼吸量、生活環境もちがいますよね。
生活環境がちがうというのはどういうことかというと、新生児や乳児はベビーベッドなど
特定の同じ場所で過ごす時間が多くなります。
また幼児は床の上で過ごす時間が多く、それらの表面についた化学物質やチリやホコリを
浴びやすいのです。特に発達期では手や物を口に入れる行動や、床の上をはうことで、手
についた化学物質などが口から入ってきやすくなります。
それと、床が発生源になっている物質や空気よりも重いガス状物質を吸い込みやすいので
す。 同じ室内にいても、生活する環境がちがうのです。
化学物質がアレルギーなどの病気の原因のすべてではないですが、子どものためだけでな
く、ご家族みんなのためにも化学物質ができるだけ抑えられる家づくりを選んであげたい
ですね。