宮本 伸吾 自己紹介

シックハウス症候群の対策を自然素材のお家以外でするには?

公開日:2017/12/07(木) 更新日:2018/07/02(月) すべて

今回はシックハウス症候群の対策についてご紹介します。
まずは、自然素材のお家以外で対策をするには、です。 現在どういったことが行われて
いるのか、ご紹介します。

①国が法律で規制したり、業界で対策に取りくんでいる
シックハウス症候群をできるだけ防ぐために、建築基準法が2003年7月より改正されまし
た。たとえば、機械換気扇をつけて24時間換気をする(いわゆる24時間換気システム)、防
蟻材につかっていたクロルピリホスを使用禁止にするがそれにあたります。接着材などに
含まれる、ホルムアルデヒドの発散量に等級制度をつけるなど色々と動きがあります。

②カビやダニ対策をする
化学物質だけが原因ではありません。湿度環境やカビやダニなども関係があることがわか
っています。室内の空気が汚れている証拠ですので、換気扇だけでなく窓を開けて空気の
入れ替えをする、こまめに掃除をする、乾燥と殺菌の効果がある太陽の光を取り入れるよ
うにするなど、お金をかけずにできることがたくさんあります。

③できるだけ素材に気をつける
素材としては、たとえばフローリングのほうがじゅうたんやタタミよりもカビやダニによ
る汚染が少ないです。ただし、床材や床塗料には化学物質を発するものもあるのでその点
にも気をつけて選ぶ事が大事です。
じゅうたんを使う場合は、敷き詰めるのではなく置き敷きにすると定期的にはずして洗う
ことができます。でも大判だと洗うのも大変なので、イスとテーブルを使う生活のほうが
便利でしょう。

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