こんにちは、友基です。今日は3月11日、東日本大震災が起こった日に書いています。
そしてこの記事を書いているいま、17時57分。12年前の同じ時間は余震に揺られながら、「雪が降ってきた…」と空を見上げた覚えがあります。
当時、私は仙台の住宅会社で修行中の身でした。あの日の午後は海沿いの道を北上しながらお客様宅を訪問する予定でいましたが、お昼のタイミングで予定が急遽変わり内陸の事務所に移動したのでした。
あの日予定通りに動いていたら、確実にここにいないと思います。きっと海の中の行方不明者の一人となっていました。
たまたま予定が変わったおかげです。
たまたま翌日の打合せの資料作成が必要になったおかげです。
たまたま内陸の事務所に戻ったおかげで津波に遭わずに済みました。
生かされていると思いました。
生かされたと思いました。
今日は朝から東日本大震災のニュースが流れ、インターネットでは当時の記憶が蘇るような記事が目に付きます。
偶然でも生かされているこの生命、いまこの一瞬に命がけ、無為なる日々を過ごすまい。
そんな気持ちになる1日です。
あっという間の12年間でした。宮城、福島の友人と久しぶりに連絡を取ろうと思います。
では、また。