前回はいったいいくら住宅ローンで借入ができるのか、をご紹介しましたが そもそも家
づくりにかかる費用とは、いったいどのような内訳なのでしょうか? それはズバリ、
家づくりにかかる費用=①本体工事+②付帯工事+③諸費用
です。お家を建てるのにかかる費用は、お家を建てるための材料や設備(キッチンやお風
呂など)だけではすまないのです。
ではその内訳とはどうなっているのでしょうか。 ザッとおおまかに挙げるだけでも以下
ほどあります。
①本体工事…仮設工事、基礎工事、木工事、屋根・板金工事、左官工事、タイル・石工事
、塗装工事、内装工事、外部建具工事、内部建具工事、給排水衛生工事、電気工事、ガス
工事、雑工事(断熱工事、防水工事など) これだけで16種の工事です。
②付帯工事…解体工事費、地盤調査費、地盤改良費、ガス・給排水引き込み工事費、冷暖
房工事費、造作家具工事費、照明器具、カーテン、外構工事費、造園工事費 10種ありま
す。
③諸費用…手続費、仮住まい家賃、引っ越し費用、登記費用、各種保険料(ローン保証料
、火災保険料など)、各種税金(印紙税、不動産取得税など) 税金、手数料、保険など様々
です。
家づくりには本当にいろんな方が携わっているんだなあとつくづく感じませんか?
お金がかかるのも納得です。
ですので、家づくりを考えるときに坪単価を重要視している方もいらっしゃるかもしれま
せんが、それは①本体工事にかかる金額と考え、おおよその目安としてください。
また、土地を持っていない場合は土地購入のためのお金もかかります。
土地を元々お持ちの方、もしくは敷地内同居の場合は少し金額が抑えられますね。