宮本 伸吾 自己紹介

和室はどうする?あったほうがいいか、なくてもいいのか問題

公開日:2017/10/16(月) 更新日:2018/07/02(月) すべて

さて、今週は和室をテーマにご紹介します。
今回は、和室をつくるか、つくらないかという問題です。
和室がほしいという方もいれば、いらないという方もいらっしゃいます。ただ、ご両親の
意見や、あったほうがいいのかな…?という想いをお持ちの方もいらっしゃるかもしれま
せん。和室がメインとは言えなくなっている今の世の中に、そもそも和室はどういう場面
で使えるのでしょうか。 和室があると、
①五月人形やお雛様をかざる場所として
②寝室として
③家事スペースとして
など、挙げられます。 ①は、以前お引き渡しをしたお客様のご両親が「五月人形やお雛
様を床(フローリング)には置けないでしょう」というご意見によって和室を設けました。
やはりお人形は床ではなく畳であるべき、と考えていらしたようです。
②は、ご自分の寝室として使うこともできますが、例えばご両親やお友達が泊まりにきた
ときのもてなしの部屋として使うのにも便利ですよね。
③は、洗濯物をたたむときやアイロンをかけるのに適した場として活躍してくれます。
その他、お茶室や華道、書道など日本文化の教室として活用される方もいらっしゃいます
よ。余談ですが、私の実家では和室を着物の着付け教室の場として貸していたことがあり
ます。 または人が急に訪ねてこられたときに、リビングにあるものをとりあえず和室に
入れて障子を閉めておくのも一理ありです(笑)

リビングやキッチンのように毎日使う場所ではないかもしれませんが、今現在の生活だけ
でなくこれからの暮らしを長い目で見たときには、あると便利な場所ではないでしょうか

ただ、畳と床の間があるのが本来の和室の姿です。でも、床の間までは要らないし、お雛
様などもないけど畳がほしい、というのがご希望の方には、畳コーナーというスペースを
設けるのがおすすめです。
畳コーナーについては土曜日のコラムで!次回は、畳についてご紹介します。

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