今回は、なぜ無垢材は足なじみが良いのか&無垢材ではない材料の足なじみのちがいの理
由をご紹介します。
足なじみが良いワケ・・・無垢材が呼吸をして、余分な湿気を吸ってくれているからです。
足裏の汗や皮脂はとれと言われてとれるものではありませんし、出るなといっても出ます
。だったら、それらにうまく対応できる床を選べばいいのです。靴下やスリッパをはくの
も手ですが、暑いときに快適にはだしでいられるためには無垢材の床がおすすめです。
無垢材ではない材料=新建材などの足なじみのちがい
フローリングなどの人工的につくられた素材は、呼吸をせず湿気を吸ってくれないからペ
タッとするのです。だから、水を垂らして指でなじませようと思ってもなじんでくれず、ふ
き取らないと水はなくなりません。ただし、逆に言えば水分があるものをこぼしたときに
すぐふき取らずに時間がたっても、シミになりにくいという美点を持ち合わせています。
どちらの床材もメリット・デメリットがありますが、それらを踏まえ、そして長く住まう
ことで起きる経年変化も考えたうえでどちらを選ぶかは、人それぞれです。
ただし、無垢の床ならなんでもいいというわけではありません。それは、塗料によって木
の性質が変わってしまうからなのです。次回は、塗料と床材の関係についてご紹介します
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