前回は節ありと節なしの木材の強度についてご紹介しました。
さて、今回は値段の差についてご紹介します。
たとえば床材を節あり節なしで選ぶ場合、節ありのほうが値段が抑えられます。 理由は
、節ありより節なしのほうが貴重だからです。節のない、丸太の真ん中あたりからしかと
れないので、量が少なくそのぶん値段が上がってしまいます。
反対に、節ありは真ん中あたり以外の木材なのでそれなりに量がとれます。木の表面は節
だらけなのです。ですので、節なしのほうが節ありに比べて値段が抑えられるんですね。
ちなみに私は節ありが良いなと思っていて、まっさらな節なしよりも味がある気がして見
た目が好みなのです。 節ありも節なしも好みなので、値段に差はありますが、とりあえ
ず強度のことは心配せず「いいなあ」と思うほうをぜひ選んでいただければと思います。