皆様の家づくりに役立つ内容を広く紹介しています。さて今週のテーマは、「直下率」に
ついてです。
最近気温の変化が激しく体調管理に気を付けています。皆様も気温の変化に困っているの
ではないでしょうか? 風邪を引かないように体調管理は大切ですよね!
さて、皆さん「直下率」という言葉をご存知でしょうか。
直下率とは、1階と2階の柱が合わさっている割合を意味します。 柱が合わさることで、
家全体を支える力が強くなり、構造的に頑丈になります。 よって、直下率が高いことは
地震対策になるのです。
逆に言えば、1階と2階の柱の位置がズレていると、地震が起きた時に大きく揺れ動いてし
まいます。ですので、1階と2階の柱の位置を合わせることが大切です。
直下率という言葉が出てくるようになったのは、実はつい最近の話なんです。 さらにN
HKスペシャルでもとりあげられました。 去年の6月に起きた熊本の地震で、耐震等級が
2のお家でさえも倒れてしまったケースもあります。耐震等級2とは、震度6~7の地震が起
きた場合、補修をすることで引き続き住めるレベルの強さのお家のことです。
相当しっかりしていそうなお家なのに、では、なぜそんなお家が倒れてしまったのかとい
うと、それは「直下率が低かったから」というふうに考える一部の専門家もいるそうです
。